◉ 傘下の子会社
奥来德（上海）光電材料科技有限公司
吉林奥来德光电材料股份有限公司（股票代码：688378）は2005年6月に設立され、長春と上海に拠点を置く、新型ディスプレイ産業（OLED産業）のアップストリームにおける重要な材料とコア機器の自主開発、量産、販売、サービスを一体化したハイテク企業です。同社は新型ディスプレイ産業チェーンに沿って、複数の重要な材料と機器を配置しており、国内で有機発光材料の最終材料を自主生産できる数少ない企業の一つであり、業界で技術的に高度なOLED有機材料メーカーです。同社が生産するOLED材料は、国内の大手平板ディスプレイメーカーに大量供給されています。同社が独自開発した「OLED薄膜封止材料」は国際水準に匹敵する性能を有し、下流の平板ディスプレイ企業に大量供給されており、この製品の国産化を実現しています。同社が独自開発したPSPI材料（OLEDディスプレイ製造工程のフォトリソグラフィー用レジスト）は、下流の生産ラインに大量供給されています。蒸着源装置分野においては、奥来德は海外の技術障壁を打破し、コア技術における発言権を獲得し、このコアコンポーネントの自主開発、産業化、輸入代替を成功させました。
上海奥来德年産10000キロAMOELD光電材料プロジェクトは、吉林奥来德光電材料股份有限公司が上海升翕光電科技有限公司蒸着源プロジェクトに続く、上海における新たな大規模な産業展開です。2018年6月、吉林奥来德は金山高新区と投資協定を締結し、奥来德（上海）光電材料科技有限公司を設立し、年間10000キロのAMOLED用高性能発光材料とAMOLED発光材料プロジェクトの建設に投資しました。プロジェクト総投資額は7億6700万元、敷地面積は90ムーで、稼働開始後の年間売上高は8億元です。上海の新型ディスプレイ産業クラスターを拠点として、プロジェクトが稼働開始後、OLED上流の重要な材料の国産化を実現し、長江経済圏の顧客の新たな需要に対応できる生産能力となり、地域産業クラスターを促進し、世界一流の近代的なOLED材料の研究開発および生産拠点を目指します。
住所：上海市金山区亭林鎮金飛路588号、618号 電話番号：021-67231666